07.2024年創作活動総括

 

 前の記事からいつの間にか1年経ちました。365日、早すぎるだろ!


 今年で6度目、毎年おなじみの創作TALKさんの企画に参加させて頂きます。年末年始に1年間の創作活動を振り返る企画があるおかけで、日記すらつけないものぐさの私でも「書いとこう……」という気になって、ざっくりとその年の創作をまとめて記録できています。ありがたいありがたい……。


 2024年は一点突破、ひとつの創作に集中した年でした。種類が多くないので、この記事は毎年書いていたものより文量が少なくなると思います。

 でも、すっごく充実した1年でした!




| 2024年のアウトプットとインプット

 

・アウトプット

 文字:22万2千字

 イラスト:11枚(落書き含む)


・インプット

 小説類:57冊

 映画:31本


 今年はいっぱい書いたり読んだりできました……!

 引っ越しがない年だったこと、去年に引き続き創作企画を楽しめたことが、アウトプットが伸びた要因かなぁと思っています。

 なんてったって例年の2倍書けたもんね!

 

 日記は書けなかったけれど記録だけはつけていました。それによると、夏の時期はアウトプットもインプットも死んでいたようで……。

 夏は溶ける……苦手すぎる……。心身の健康って、本当にダイレクトに行動に響いてきますね。

 

 

 

2024年の創作活動

 

■ 創作企画「黄昏学園」

 去年に引き続き、創作企画に狂った1年でした。企画以外で書いた創作といえば、1時間で物語を書くワンライ企画で短いお話を書いたのと、テーマに沿ったキャラクターを作成する企画でキャラクターシートを書いたくらいです。

 参加者さんとのセッションが……楽しすぎて……。


 黄昏学園は、Discordサーバー内でやりとりしている創作企画です。舞台は現代日本。黄昏学園の解決部に所属する学生達が、解決部の掲示板に出された依頼を解決していくうちに、箱猫市という架空の街の謎を紐解いていくことになるというストーリーです。

 私が動かしているPCは、ピアスをたくさんつけてピンクのメッシュを入れている、右側の男子高校生・塞翁小虎なのですが、彼の一人称視点の小説をかなりたくさん書きました。彼の物語は、星の王子さまや銀河鉄道の夜のような雰囲気をイメージしているので、文体がやわらかめだと思います。


 私は以前まで文体が硬かったんですが、塞翁小虎視点の小説を書くうちに、平易で分かりやすい言葉を使うようになりました。


 創作企画では他の参加者さんもたくさん小説を書いているので、企画の読み物が多く、作品もどんどん追加されていきます。この膨大な数の物語を生活や仕事の隙間時間で追ってもらうことになるので、できるだけ気軽に読んでもらえるよう、読みやすさを心掛けて執筆したつもりです。


 文章はやさしく、情景描写は冗長にならないよう印象深いものだけを残して、会話文や行動描写を中心にと心掛けつつ、話を組み立ていきました。

  読みやすいようにと心掛けて執筆した文章は、慣れてくると書く速度も上がっていきました。数をこなしたからか、こういう場合はこの書き方、もしくはこういう描写を使えばいいという経験則が働くようになった気がします。

 そのおかげか、筆が乗ると1時間で3千字くらい書けるようになったので嬉しい。


 もちろん速度よりも納得のいく話運びや描写や筆致を優先したいので、ざっと書いた後で推敲や校正に時間をかけています。でも書ける文量自体は、やっぱり増えました。これは頭のなかにある書きたいものを、より素早く多く具現化できる技術が向上した証拠だと思っています。


 あと、私は前まで過去に書いた作品を読み返すたびに悶絶していたのですが、最近書いたものは気持ちよく読み返せるようになったので、自分でも納得できる文体を習得できたのかなぁと。


 もともと自分が読みたい物語を自分好みの文体で読めるようにしたくて小説を書いているので、これはとても幸せなことです。

 

 


2025年の目標

 

  2024年の目標の内で達成できなかった、公募に作品を出す、もしくは書き途中の作品を完結させるという目標を、2025年の中心に据えたいと思います。


 2025年3月末で塞翁小虎は黄昏学園高等部を卒業、それに合わせて私も創作企画を卒業するので(創作企画自体は、4月から二期が始まります)、それ以降は自創作に集中したいです。創作企画の仲間と、5月に締め切りがある公募に一緒に出そうという話もしているので。


 あとは創作企画が終わった後で、これまで書いてきた小説や掲示板の書き込みを、一冊の本にまとめたいです。いつでもすぐに手に取って読める紙媒体の本が好きですし、本をつくる作業も大好きなので……!


 でも、2025年はおそらく春頃に引っ越しが発生しそうなので、目標は目標として持ちつつ、無理なく楽しく創作を続けることを一番に優先したいです。


 この記事は年明け後、こたつにみかんでごろごろしながら書いているのですが、新年明けてすぐのまっさらな新しさのなかで、これからの1年に思いを馳せるのは気持ちがいいですね。


 最後に、創作TALKさん、企画立案、いいねにRP、検索・拡散などなど、こまめな活動を継続してくださって、本当にありがとうございます。敬礼。


 最初に思っていたより長くなってしまいましたが、そろそろこの辺で記事を締めたいと思います。どうか2025年が私にとっても皆様にとっても、良い1年になりますように。




オノイチカ

予定はGoogle Calendar、記録は手帳と使い分けているものの、いまだに手帳選びで迷走している。ほぼ日手帳はほぼ真っ白で終わり、ウィークリーですら余白だらけになってしまったので、今年は無印良品のマンスリーのみのルーズリーフを買ってみた。ちなみにペンはJuice upが好き。ヌルヌルよりカリカリ派

個人サイト 筆跡標本X(Twitter)・カクヨム

 

 

 

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